第3回scb繋がるお茶会ご案内です。

北外輪山の一斉野焼きが行われた昨日(3月5日)は、二十四節気のひとつ「啓蟄」でした。啓蟄とは、土中で眠っていた虫たちが春の訪れを感じて外に出てくる時期のこと。そして啓蟄の次は「春分」、そして春分の次が「清明」と続き、いよいよ春爛漫の季節の到来です。

 

今回は、そんな清明のタイミングに合わせて3回目のSCBつながるお茶会が開催されます。

 

つながるお茶会では参加者の皆様と中国茶も繋いでいます。具体的には1回目が烏龍茶、2回目が紅茶・・・と続き、今回は「緑茶」と皆様をお繋ぎします。

意外に思われる方が多いのですが、実は中国茶でも一番生産量が多いのは緑茶なんですよ。以前と比較するとその割合はかなり減ったとはいえ、緑茶が全体生産量の6割近くを占めています。 歴史的銘茶が多いのも中国緑茶の特徴です。 そしてやはりといえばそうなんですが、歴史が好きな方が緑茶に興味を持たれるケースが多いようです。

 

で、一見繋がっていなかった冒頭の一文がここで漸く繋がります…(笑)、日本では一番茶、二番茶・・・と年に複数回お茶が摘まれていますよね。 そして、一番茶のことを「新茶」と呼んだりしますが、中国でも年に数回茶摘み&製茶の時期がやってきます。

 

そして「一番茶」の時期に相当するのが「清明」の頃。 中でも、清明節前に作られたお茶は「明前茶」と呼ばれ、大変珍重されています。明前茶の中でもとりわけ有名なのが西湖龍井茶。

 

茶農家はとりわけこの「明前茶」に注力して一年の収入を得ようとする傾向が続いたため、私が中国茶講師として活動開始して最初の数年間は、「明前茶」は手の出ない高値の花だった記憶があります。 明前の獅子峰龍井茶ともなれば! 以前は、ホントにビックリするような値段でした(ToT)。

最近ようやく落ち着いてきたかなー? と思えるものが増えてきましたが、それでもそれなりの価格です。明前茶って。 

 

 

あ、もしこのブログを読んで明前龍井茶を飲んでみたい! 丁度現地行くし! という方がいらっしゃいましたから、注意頂きたい点があります。

 

通称QSマークと呼ばれている青白のマークは、中国において食品の品質を保証しているもの。皆様がひとめで出来るチェックとして、最低でもこのマークがあるものをお選び下さい。 観光地で「ひと山いくら」のお茶を買っては危険ですよ~~。

 


はああぁ~、長かった(笑)。 

ここからがタイトルのお茶会のご案内になります。

 

さて、氣を取り直して!

 

皆さんは、「動画」って興味ありますか? YouTubeをはじめ、色んなSNSでも「動画」を見かけない日って無いですよね? そこで今回は、プロの動画カメラマン、映像クリエイターの龍野 聖玄氏を講師にお招きしました。

お茶とお菓子を楽しみながら、気軽に動画を始められるコツや、「プロはこうやっている」というポイントを教えて頂きます。 それらが分かる事で、「見たい動画」と「見たくない動画」の区別が付きますし、実際に自分で撮影してみる事で、沢山の人に見てもらえる動画のポイントが掴めます。 中国茶女子たちもメディアには興味津々のようですので、今回はぜひ彼女たちと一緒に楽しく、スマホを使った動画撮影のコツを学んでみませんか? 

 

春はお花見や、学校・職場での色んなイベントなどが目白押しの時期です。 楽しいひと時を何度も味わえる動画のコツが分かると、イベントがいっそう楽しくなるかも!

 

そして、毎回大好評のお菓子は・・・。 今回は「和菓子」が初お目見えです。 日本茶と和菓子の組合せはお馴染みですが、中国の緑茶になったら、一体どんな美味しさになるのでしょうか? ん~、これは参加された人だけが分かる味わいになりそうです。
今回も沢山の方々とお会い出来ますことを楽しみにしております。

 

【イベント詳細】

開催日時:2017年4月3日 午後7時スタート(午後6時半受付開始)

場所:SCB放送局新市街スタジオ

参加費:2,000円(当日お支払ください)

お申込み方法:Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/1838723066378346/

または、こちらのリンク先からお申込みください⇒https://goo.gl/vdqkZr

定員:15人

動画撮影に関するご質問のある方はホームページのお申込みフォームに内容をご記入ください。