中国茶ってどんなお茶?

11/23の「SCBつながるお茶会」にご参加頂いた皆様、ありがとうございました! お茶のナビゲートを務めました茶芸師の糸永です。 
お陰様で新たに中国茶に興味を持って下さったであろう方たちからお声がけ頂く機会も増えました。

今後私の方でも、中国茶女子5人娘の合間をぬって、彼女たちの新鮮な切り口とは別枠で記事をアップして参ります。テーマはずばり「中国茶って何ぞ?」

お茶の種類、歴史的銘茶のエピソード、お茶に纏わる歴史など「茶」をテーマにすると、一度に語りつくすことは出来ませんが、「ちょっと勉強した!」気分になれる内容をご紹介していきます。 お付き合い頂ければ幸いです。

中国のお茶は、発酵度や製法の違いによって6種類に分類されます。 その6つのカテゴリーとは別に、ジャスミン茶などの花茶、植物学でいう「チャ」以外の植物の抽出液を飲む「茶外茶」という2つのグループがありますので、一般的には六大分類+α、という考え方をします。

そして六大分類は「緑茶」「白茶」「黄茶」「烏龍茶」「紅茶」「黒茶」にカテゴライズされます。 そう、「緑茶」や「紅茶」もルーツは中国にあるのです。

中でも日本で名前が知られている中国茶は烏龍茶だと思いますが、私が中国茶講師になるための訓練を受けていた当時には、「生産量が最も多く」「最も消費量が多い」中国茶は、緑茶だと教わりました。 意外ですよね? ところが中国茶の有名品種が網羅されている事典でも一番種類の多い中国茶は「緑茶」なんです。

日本で普通に生活していると、「中国緑茶」には中々出会う事はありません。しかし中国の緑茶は、歴史的に大変面白いエピソードを持つお茶もあり、普段飲んでいる日本茶とは違う「見て楽しむ」ものも多く魅力あふれるお茶が沢山あります。

次回はもう少し詳しく「中国緑茶」についてお話しますね。

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